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ーデイサービスの利用を嫌がる理由と適切な対処法を解説ー


 

高齢者がデイサービスを嫌がると家族も困るため、理由を知りたい方も多いのではないでしょうか。

行き渋りがあると家族も心配になるはずです。

デイサービスの利用を嫌がる理由はさまざまですが、新しい環境や人間関係などに不安を抱いている場合が多くあります。

誰しも知らない環境へ飛び込むのは勇気がいるため、本人が慣れるまでは家族がうまく寄り添いながら対処していくことが大切です。

本記事ではデイサービスの利用を嫌がる主な理由と、適切な対処法を解説しています。

あわせて、デイサービスへ楽しく通うポイントも紹介しているため参考にしてください。

 

デイサービスの利用を嫌がる理由

デイサービスを嫌がる理由は一人ひとり異なります。

ここでは代表的な理由を紹介しているため、当てはまるものがないか確認してみてください。

 

新しい環境に不安を感じている

高齢者に限らず新しい環境は誰でも不安を感じるはずです

居心地のよい自宅からデイサービスへ飛び込むのは緊張もするでしょう。

どのような場所なのかわからない、何をして過ごすのか知らないとなれば、なおさら負担は大きくなります。

特に、外出が好きでないとデイサービスへ出向くこと自体が億劫になる可能性があります。

 

人間関係がストレスになっている

デイサービスにはほかの利用者も多くいるため、人間関係がストレスになると通いたくなくなるかもしれません。

利用者以外にも、介護職員やさまざまなスタッフとの交流も増え、なかには相性が悪いと感じる場合もあります。

また、家族には正直な気持ちを話せても介護スタッフには言えないとなれば、ストレスは蓄積されていくでしょう。

人間関係の負担はデイサービスを嫌がる理由の一つといえます。

 

自宅にいたい

特別、デイサービスの利用が嫌ではなくても単純に自宅にいたいケースもあります。

気を許せる家族と居心地のよい自宅に過ごすことは快適です。

新しい環境で家族以外の利用者と過ごすよりも、自宅にいたいと感じる高齢者は多くいます。

また高齢者はにとって一歩踏み出すことは勇気もエネルギーも必要のため、外出に高いハードルを感じているならなおさらです。

もともと内向的な性格な方だと、デイサービスへの利用により抵抗を感じる可能性もあります。

レクリエーションがつまらない

利用するデイサービスの特徴と、本人の趣味や好みが合わないと楽しめません。

デイサービスでは利用者が楽しめるさまざまなレクリエーションを提供しています。

レクリエーションの内容は施設により異なりますが、指先を使う工作から頭を使うなぞなぞ、体を使った簡単な運動遊びなどがあります。

たとえば、料理や手芸が好きな高齢者が体を使ったレクリエーションに力を入れているデイサービスに通っても、充実した時間を過ごせません。

本人の好みと、デイサービスの内容が合っていないと感じているなら利用を嫌がる場合があるでしょう。

 

介護されることに抵抗を感じている

高齢者のなかには介護さに恥ずかしさを感じ、デイサービスの利用に抵抗をがある方もいます。

他人に迷惑をかけたくないといったプライドが理由で、デイサービスを嫌がるケースも少なくありません。

今までできたことができなくなっていくのは、誰でも受け入れがたいことです。

また、家族がお世話するのと介護スタッフがするのとでは感じ方も違うでしょう。

介護の必要性がわからなかったり認めたくなかったりすると、スムーズに利用できない可能性があります。

 

デイサービスを嫌がる理由がわかるときの対処法5つ

デイサービスの利用を嫌がる理由がはっきりしている場合は、本人に合わせて対処していく必要があります。

ここでは5つの対処法を紹介するため、参考にしてください。

 

1.行きたくない気持ちに寄り添う

本人から利用したくない理由を聞いたら、気持ちに寄り添ってあげましょう。

デイサービスに行くのは家族ではなく本人のため、気持ちの理解が大切です。

嫌がる理由に対して一つずつ対処するためにも、気持ちに寄り添って声かけする必要があります。

頭ごなしに否定したり、無理に行かせたりしないことがおすすめです。

 

2.滞在時間を短くする

最初は環境に慣れることが大切のため、滞在時間を短くするのも対処法の一つです。

知らない場所と初めて人には緊張し、ストレスを感じる場合も多くあります。

1日過ごすことが負担になると続けて通えなくなるため、短時間の利用から始めるとよいでしょう。

嫌になったら途中で帰るなど、デイサービスに慣れる意味でもお試し感覚で利用できると負担を減らせます。

 

3.心地よく過ごせる居場所作りをする

デイサービスで居場所がないと感じているなら、心地よく過ごせるような配慮が必要です。

人は自分を必要とされていることがわかると、前向きな気持ちで利用できる傾向にあります。

たとえば、ほかの利用者と次会ったときに何をするか簡単な約束を交わすと、ポジティブに通えるきっかけとなります。

「助かったよ」「いつもありがとう」「次回も待ってるね」など、自分がデイサービスで役に立っていることがわかる声かけもおすすめです。

ほかの利用者とのとコミュニティーに居場所があると、心地よい時間を過ごせます。

 

4.ほかのデイサービスも検討する

デイサービスで行われている内容が嫌なら、ほかのデイサービスを検討してみましょう。

相性の悪いデイサービスでは本人も楽しく利用できません。

デイサービスは施設によってさまざまな特徴があります。

レクリエーションの内容や力を入れていることも異なるため、いくつか見学へ行って本人が納得するところを決めてください。

 

5.施設スタッフに一任する

施設スタッフは一人ひとりに合った方法で接してくれるため、一任するのも一つの手段です。

デイサービスのスタッフは嫌がる高齢者を多数見ています。

声かけの仕方や誘導など、次回も通いたくなるように工夫してくれます。

家族だと距離が近すぎるため第三者が介入することでうまくいくこともあるでしょう。

 

デイサービスを嫌がる理由がわからないときは無理しない

嫌がる理由が明確でないときは無理して通わないのがおすすめです。

強制的に連れて行ったり、迷惑そうな顔したりしないようにしましょう。

気分がのらないときや、何か言いたくないこともがあるかもしれません。

時間をおいてから理由を聞くと対処法が見つかる可能性も高いため、そっと見守ってあげてください。

 

デイサービスへ楽しく通うためのポイント3つ

ここでは、デイサービスへ楽しく通うためのポイントを3つ紹介します。

 

1.趣味や好み合ったデイサービスを選ぶ

デイサービスはさまざまな特徴があるため、趣味や好みに合ったデイサービスを選ぶことが大切です。

興味のある内容で楽しさを感じられると、行き渋りがなくなります。

レクリエーションの内容を確認し、利用する本人が行きたいと思えるデイサービスを選択してください。

 

2.利用前には見学する

ホームページだけではデイサービスの雰囲気までわかりません。

利用前には必ず見学して、どのような内容が行われているのか、利用者やスタッフの雰囲気はどうかなどを実際に見ることが重要です。

通うのは本人のため見学をしてどうだったのか感想を聞いてみるとよいでしょう。

一緒に行った家族も「楽しそうだね」「好きなことが活かせるね」と前向きに話すと印象がよくなります。

 

3.介護に関して前向きに話し合う

誰かが自分の世話をすることに抵抗がある高齢者も多くいるため、介護に対して前向き話し合いましょう。

介護は必要ないと思い込んでいたり、よい印象をもっていなかったりするとデイサービスの利用が難しくなります。

現在のデイサービス開放的な施設が多く、きれいな設備が整えられていることがほとんどです。

デイサービスはどのような場所で何ができるのか、誰のために通うのかなど多くの魅力を伝えることが重要です。

 

まとめ

デイサービスの利用を嫌がる理由はさまざまです。

しかし、高齢者に限らず知らない環境へ飛び込んだり、初めての方と交流したりするのはストレスになります。

嫌がる理由に寄り添い、適切に声かけをして楽しく通える配慮をする必要があります。

家族だけで解決しない場合は、施設スタッフに相談するのがおすすめです。

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